
昼間でも赤ちゃんが泣くと粉ミルクで対応しているお母さんは気があせってしまいます。ましてや夜中でしたらなおさらです。
母乳で育てている方はすぐに対応が出来ると思いますが、今の時代、皆が皆、母乳ではありません。母乳で育てたくて頑張ったけれども無理だったという人だっていると思います。ミルクを作ったけれど、熱すぎてすぐに与えることができずに、さらに大声で泣かれて困った方もいると思います。
今回は新米ママさんに向けて、ちょっとした調乳のコツをご紹介します。
お冷や用の飲料容器を用意する!
何に気を遣ってか、赤ちゃん用のお水はミネラルウォーターを♪などという宣伝が最近多いのですが、私はそこまでする必要はないと思います。日本の水道水の安全性は世界に誇ることが出来るくらいです。確かに、地域によってはカルキ臭がする所もあると思います。それも、煮沸すればOK。沸騰したらすぐに火を止めるのではなく、1分ほどガラガラと沸かしておきます。ある程度熱がとれて常温に近くなったら、冷水専用の容器に入れて冷蔵庫に冷やしておきましょう。あとは、分量を調節してお湯:水の割合を決めておけばすぐに適温のミルクが作れます。
例えば200ccの熱湯のミルクなんて、適温にするまでかなりの時間がかかります。(泣いている赤ちゃんがいると3分の時間すら10分くらいに感じますよね)先に120ccくらいを熱湯で溶いて、冷水を80cc入れれば、少し熱めのミルクの完成! 30秒ほど冷やせばすぐに飲ませてあげることができます。50ccくらいの場合が冷やした方が無難です。
赤ちゃんの好みの熱さを知ることが近道
うちの子は3人とも熱めのミルクが好きでした。実家の母親がびっくりしたくらいです。確かに新生児の時は人肌くらいまでぬるくしたものを与えていましたが、半年経ってミルクの量が増えると、最後の方が冷たくなってきますよね? だから、あえて少し熱めにして、少しづつそれに慣らしていきました(笑)
先程、上で紹介した分量はうちの子どもたちに作っていたものです。30秒も冷やさず、10秒ほど瓶の中身を回しながら冷やすだけで、少~し熱めのミルクが完成! 子どものお好みの熱さです。普通の子が飲むような温度のミルクは、半分飲むと残します。お子さんがどのくらいの温度が好きなのか?早めに見極めると、調乳することが楽になりますよ!
ちょっとひと手間。冷水は作っていて損はない!!
沸かしたり、冷やしたりが面倒と思われる冷水ですが、沸くまで放っておけば良いし、沸いたら冷えるまで放っておけば良いし。面倒くさいようにみえますが、利点もたくさんありますよ!
ミルクのほかにも、子どもに離乳食でお味噌汁をあげる時も少し入れてあげれば薄めの適温になりますし、天ぷらをつくる時に少しだけ冷水を入れるものアリですし、パパがお風呂上りに水分補給に飲むかもしれません。すべて、私の家で起こっていることです(笑) 子どもたちはジュースをほとんど飲みません。お水かお茶か牛乳です♪