2〜3歳児に出来るしつけとは?

2歳を過ぎると、生活の基本的なマナーやルールなどを教えられるようになってきます。

しかし、癇癪やイヤイヤが最も強い時期でもありますよね。

親子共に、出来るだけストレスを感じずに済むしつけ法とは?

2〜3歳児の発達

自分で自由に身体を動かせるようになり、おしゃべりも上手になって基本的な会話が成り立つようになるので、「もう赤ちゃんじゃない」「自分で決めたい」という自立の気持ちが高まります。

視野が広がり、積極的に大人や友達の真似をしたがりますが、まだ加減がわからないので、思い通りに事が進まないと癇癪をおこします。

しかし、好奇心が非常に強く、興味を持てばぐんぐん吸収力する時期でもありますので、その気持ちをうまく利用して基本的な生活習慣を定着させることも可能です。

興味を持ったことから

2歳をすぎたら徐々に以下のような事をしつけて行きましょう。

トイレトレーニング

パンツの状態でおもらしをして、「おしっこやうんちが出るとお尻や足が気持ち悪くなる」ということを理解し、「トイレでした方が良い」と実感することが重要。そうすれば、自らすすんでトイレに行きたがるようになります。

トレーニング中は手間がかかって大変ではありますが、きちんとおもらしを経験した方が、結果的に排泄の自立は早いのです。

しかし、余り早い段階でトライしても、子どもの身体の発達が追いついていない事も。おもらしの気持ち悪さがまだよく分からないようなら、もう少し待ってから再チャレンジしてみましょう。

食事中のマナー

まずは「食事中は机に向かってじっと座って食べる」という習慣をつけましょう。これは後に、園や学校での一斉活動の際に「一定時間座って集中していられる」ことにも繋がっていきます。

この時期は遊び食べの悩みが多いものですが、「ご飯で遊んではいけない」と決めつけずに、何をしているのか観察してみましょう。

小さいものを掴んだり、スプーンで移し替えたりと、指先を使って作業する事に集中しているようなら、これは脳の発達を促す大切な遊びの一環ですので、達成出来るまで待ってから「よく出来たね」と声をかけ、片付けましょう。

しかし、ただふざけてご飯を投げたり、他のおもちゃを欲しがる様なら、お腹が減っていなかったり食欲がない可能性が高いです。

余り食べていなくても食事を切り上げ、次のおやつや食事まで食べ物を与えないようにし、じゅうぶん遊ばせて空腹の状態を作ってみましょう。

自分で着替える、片付け、お手伝い

衣服やおもちゃの出し入れをさせることで、家の中のどこに何がしまってあるのか、何と何が仲間なのか、その名前や用途を学ぶ事が出来ます。

特にお着替えは、何でも無いことのようですが、まず気温や天気を考えて何を切るか選び、タンスの指定場所から出し、着る順序を考え、裏表を確かめ、ボタンやチャックをかける、といったように、手先の巧緻性や思考力を高めるのにとても良い学習材料です。

また、お皿を並べたり、言われたものを持ってくるなど、簡単で単純なことでも、子どもに頼むと「仕事」として張り切ってやってくれます。

うまく出来なくても、「ありがとう、嬉しいよ」と褒めることで自信になり、新しい事に挑戦する気持ちや失敗を乗り越える気持ちが育ちます。

公共の場でのマナー

2歳を過ぎたら、公共の乗り物や場所で走らない、騒がない、ふざけないなど、危険から身を守り人に迷惑をかけない為に必要最低限のマナーを少しずつ教えていきましょう。

また、お友達のものを無断でとったり壊したりしてはいけない、人を叩いたり引っ張ったりするのも良くない事であるといった、人間関係の基本もその都度言い聞かせましょう。

特に、命に関わる危険な行動に関しては厳しくしつける必要があります。

しかし、親が単に声を荒げたり手を上げたりしても、子どもは驚いてパニックになるだけで肝心なことが伝わりません。

しっかりと子どもに伝えるためには、親がしゃがむなどして子どもと同じ目線に立ち、子どもの二の腕を支えるように掴み、目を合わせ、子どもが聞き取りやすいようにはっきりと簡潔にいけないことを伝えましょう。

一度ではなかなか理解できないので、理解出来るまで何度でも丁寧に話しましょう。

挨拶、お礼、謝罪の言葉を言う

2〜3歳くらいでは、お礼や挨拶の本当の意味が理解できる訳ではありません。大人の反応が嬉しくて繰り返しているうちに定着していくパターンが一般的。

活動的なタイプの子には、抵抗の無いうちに教えておくとよいでしょう。

しかし、人見知りが強かったり、人前でお話しするのに抵抗があるような繊細な子には、無理強いする必要はありません。

このような子は、必要を感じ意味を理解すれば自ら言えるようになりますので、焦らずに見守り、小さな声でも言えた時にはよく褒めてあげましょう。

気が済むまでやらせてあげる

この時期の子どもには、上記のような興味を持った事から少しづつ教えて行きましょう。

ただ、一度やりだすと納得するまでやめないのが2〜3歳児の特徴。

そんな時は、出来れば気が済むまでやらせてあげましょう。

一生続く訳ではないですし、途中でやめさせて癇癪を起こすのは親子共にストレスです。

自分で区切りをつければ機嫌も良く、達成感を得る事で技術的にも精神的にも成長します。

さらに、子どもが何をしようとしているのか、何が気になっているのかをよく観察し、上手にしつけへと繋げましょう。

例えば、
小石を延々と拾って歩く時期には、部屋の中のゴミ拾いを頼んでみる。
何でもビリビリに破きたい時期には、レタスをちぎらせてサラダを作る。
水遊びばかりしたがる時期には、家族の飲み物をコップに注ぐ役割を与えてみる。
などです。

子どもの興味・関心に合うことを結びつけて行くと、親子共に負担が少なく、楽しく自然にしつけをしていくことが出来ます。

この歳頃の多くの子に訪れる「イヤイヤ期」。

真面目なお母さんほど、完璧に教えなくてはと思ってしまいがちです。

でも、親が一方的に決めた順序やルールで教え込むのは逆効果。

一度嫌な気持ちになってしまうと拒否反応をおこし、挽回するのにかなりの時間を要します。

「やる?やらない?」と聞くと「やらない」と答えるので、「○○と△△どっちにする?」という風に、「自分で選んだ」という気持ちを持たせると効果があることが多いので、やってみてください。

カテゴリー: 子どものしつけ | 投稿日: | 投稿者:

kmtさん

保育士の資格をお持ちの、2人の子どもを持つママさんです。

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