
おたふく風邪は、ムンプスとよばれるウイルス感染によって引きおこされます。
おもな症状としては、発熱とほほの腫れ・痛みがあげられます。
熱は38度くらいで約3日間つづき、ほほの腫れは1週間ほどでひいていきます。
だ液がでる部分が腫れるため、食べたり飲んだりすると痛みがでます。
高熱とがまんできない痛み
うちの子の話です。
朝起きてすぐに耳の下あたりを痛がりました。
このときはまだ平熱で、耳がときどき痛む以外はふつうに生活ができました。
やがて「耳が痛い」と言うことが多くなり、夜には耳の下あたりがすこしふくらんでいました。
翌朝には、だれでもおたふくだとわかるほど、ほほがパンパンです。
小児科を受診し、解熱剤と痛みをおさえる薬を処方されました。
熱は39度4分まで上がり、丸2日かかって下がりました。
食べものをかむと痛みがおきて、まったく食べものを口にすることができず。
水分をとるときですら、痛みで泣き出すほど・・・。
痛みをおさえる薬を飲んでも、痛みが少し軽くなるぐらいでしたが、3日間でおさまりました。
ほほの腫れは右側だけでしたが、3日遅れて左側も腫れてしまい、また2日間は痛みに泣くことになってしまいました。
おもな症状は10日間でよくなりましたが、ときどき耳のあたりが痛いということが1か月続きました。
自覚症状のない感染
子どもの月齢が低いと母親から受けとった免疫で、感染しても症状が出ないことがあるようです。
また、かかってもごく軽くすんでしまうこともあり、微熱だけというケースがあります。
このため、知らずに感染を広めてしまう場合があります。
免疫検査で、感染していたことをはじめて知っておどろくようです。
子どもに寄り添ってあげましょう
痛みがある病気は子どもにとって、とてもつらいものです。
抱っこなどをして、子どもの気持ちに寄りそってあげてください。