
反復性腹痛(反復性臍疝通)ってご存知ですか?
子供に多い病気なのですが、診断しても目に見える病気は見つからない病気です。
病気反復性腹痛の症状
主な症状は、腹痛です。
特にお臍の周りが痛く感じる事が多いです。
急に痛みだした後、短時間で自然に治まり、再発します。
腹痛の持続時間は数分で治まるものや、数時間痛みが続く事もあり、顔が青ざめたり、冷や汗が出たりする子もいますが、重症化はしません。
病気反復性腹痛の原因
ストレスによる心因性の病気と言われています。
ストレスが神経系に伝わる事により腹痛を起こすと考えられています。
神経質な子や、家庭環境があまり良くない子供に多いそうです。
また、受験生などにも多いそうです。
治療法について
薬などを使った特別な治療は必要ありません。
子供が何かに夢中になっている時や、寝てしまっている時に痛みで目覚めたり等はありません。
子供に出来るだけ不安やストレスを感じさせない事が重要です。
この病気は、症状が出ていない時はいつもと変わらず元気です。
さらに腹痛の時間が短時間で痛みが軽い場合も多く、仮病を疑いがちです。
私の子供も病気反復性腹痛でした
実際、私の子供もこの病気反復性腹痛になった時がありました。
車に長時間乗るのが嫌いな子供は、車に乗ると必ずお腹が痛いと言っていました。
ずっと仮病だと思っていました。
しかし、車に乗る時だけではなく、様々な所でお腹が痛いというようになり、何か悪い病気なのではないかと病院へ行き検査をしてもらいました。
結果、何も異常はなく、心因性のものだと言われました。
自分では家庭環境は良い方だと思っていましたし、心因性の病気になるなんて思ってもいませんでした。
しかし、子供は何かしらの大きなストレスを感じていたのです。
それからは、症状が出た時の状況から原因が何だったのか考えました。
そして出来るだけストレスをかけさせない様に様々な対処をしていきました。
車に乗る時は子供の夢中になれるようなDVDをつけたり、夜寝る時には手を握ってあげたり…。
症状が出始めてから2年が経ち、今は以前よりは症状が出なくなりました。
もし、貴方のお子さんにも同じような症状が出ているのならば、仮病だと決めつけず、一度どんな状況の時に症状が出ているのか原因を考えてみてください。
対処していけば必ず症状は治まっていきますよ。