
子どものわがままにお手上げ!?
子どものわがままにどう対処するのが良いのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
毎日のように繰り返される子どもとの押し問答に、正直ウンザリと思ってしまうお父さんお母さんがいても、何の不思議でもありません。
子供はここぞとばかりに親にねだり、主張を通そうとありとあらゆる方法で圧力をかけてきます。
例えそれが人目が多い場所だろうと気にせずに全身全力で訴えてきます。
大人からしてみれば周囲の目が気になって、つい子供の主張を通してしまうと言う妥協を強いられることもしばしば。
子どものためには本当はわがままを聞いてはいけないと分かっているんですけどね。
やむなく子どもの要求を呑むことで、その場を収めるしか方法がないと言うことは、誰にでも経験のあることです。
子どもが騒ぐと冷たい目で見られたり、あからさまにイヤミを言われるようなことが多い現在の日本。
外出先での子どものわがままを上手になだめる方法を身につけなければ、親自身が苦痛で育児がままなりません。
子どもはわがままだけど、ちゃんと分かってくれる
もともと子どもはわがままです。
泣けばおっぱいが飲めた赤ちゃん時代から、ある種のわがままを通して生きています。
そのわがままを、年相応に抑えていくすべを子どもは毎日の生活を通して、周囲から学ぶことで成長する必要があります。
でも、わがままを我慢する力はすぐには身につきません。
まずは親自身、もしくは保育者自身が大げさに声に出して次のように言ってみましょう。
「○○したいけど、ダメだよね。つらいけどガマンするわ」
子どもだけではなく大人も我慢しているのだということを、子どもが小さいころから見せていくことが重要です。
年齢が上がる程わがままの修正が難しいことが多いので、できれば早いうちから我慢する力をつけさせてあげることが、子どもの将来にとっても大切です。
また、我慢する必要があることを理解できないうちは、騒いでほしくない場所へのお出かけを控えるのも工夫の一つです。
一方、子どもの主張が本当にただのわがままであるかどうかの判断には気をつけなければなりません。
子どもに立派な理由があって主張しているのであれば、親は十分に話を聞くことが必要です。
親が自分の話をきちんと聞いてくれるという信頼関係があれば、子どもは理由のないわがままを通すことはなくなるはずです。