
子どもは泣くのが仕事です。
でも普通じゃない泣き方をすることもあり、そんな時はすごく心配になりますよね。
もちろんなにか理由があるはずです。
が、その最中はなかなか本当に理由が判らなかったりします。
今回はそんな経験をされた先輩ママさんのご意見をご紹介いたします。
健康な赤ちゃん
我が家には現在6カ月と少しの赤ちゃんがいます。
赤ちゃんといっても6カ月にもなると言葉は話せないものの喜怒哀楽ははっきりしており、簡単なコミュニケーションに応じられることも増えてきています。
それに加えて、これまで我が子は一度も風邪をひいたことはありません。
このようなことからうちの子は発達や健康面に問題はないと私達夫婦は安心しきっていました。
大声で泣き叫び
そんなある休日の夕方、我が子が突然聞いたこともないような、しゃくりあげる音を立てました。
その日は機嫌が悪かったのかなかなか昼寝もしなかったうえ、顔も何度も引っ掻いていたことから、体調が悪いのではないかと心配した私達夫婦は、とっさに我が子をそれまで寝かせていたベビーラックから抱えあげました。
すると我が子はこれまでの人生で一度も発したことがないほどの激しさを伴った泣き声を上げ始めました。
私達は一気に動転し、夜のためかかりつけの病院も行けないしということで、パニックになりながらその日の夜間救急指定の病院を調べました。
病院を調べ家を出る用意をしている間もずっと我が子は大声で泣き叫んでいました。
私はペーパードライバーを卒業してまだ間もなく、泣き叫ぶ我が子を乗せて行ったことのない病院まで行く自信もなかったので、タクシーを呼びました。
タクシーに乗るとなぜだか嘘のように我が子は大人しくなりましたが、このまま引き返すわけにもいかず病院に行くことにしました。
その理由は!?
お医者さんに診てもらったところ、全くの異常は見られませんでした。
たまたま変な声を出した時に、私達が反応しすぎてパニックを起こしたのでは、といったことを言われ、なんだか不完全燃焼なまま引き返そうとしたときに、あることに気付きました。
我が子は大量の便をしていました。
思い返すとその二日前ほどから便が出ておらず、便秘状態だったのですが、今回の泣き叫びはその大量の便を一気に出したことで感じた不快感によるものだったのでしょう。
原因がわかってホッとしたと同時に、まぬけな話だなぁとも思いました。
しかし結局は避難訓練のようなものだと私達夫婦は割り切ることにしました。